今回は、前回の旅の続きです。ドレスデンはエルベ川のフィレンツェと呼ばれることもある美しい古都です。その呼び名の由来であるエルベ川とはドレスデンの街の間を流れる川でその川を挟んで旧市街と新市街に分かれています。
新市街に位置する牛乳屋さんを後にした私たちは川の上に架かるアウグストゥス橋(Augustusbrücke)を渡って旧市街へと向かいました。
橋を渡ると見えてきたのはフラウエン教会。この教会は第二次世界大戦で破壊された壮絶な歴史があります。
アウグストゥス橋の上から見たフラウエン教会
旧市街側の橋のふもとにはこんな可愛いポストが :)
橋手前にあるトイレの標識さえもお洒落に見えてしまいます。
また、右手にはバロック様式で建てられた壮大なツヴィンガー宮殿が見えてきます。現在はアルテ・マイスター絵画館(Gemäldegalerie Alte Meister)や陶磁器コレクション(Porzellansammlung)等の美術館や博物館として利用されています。18世紀にアウグスト強王によって建てられたその豪華な宮殿は、まずそのダイナミックな外観に圧倒されてしまいます。クローネン門(Kronentor)からツヴィンガー宮殿に入るとミュージアムが見えてきます。
クローネン門(Kronentor)
私たちが今回訪れたのは、アルテ・マイスター絵画館。建物自体が芸術そのもので、美しい空間の中で数々の素晴らしい絵画を見ることができて、とても幸せな時間でした。
ツヴィンガー宮殿の美しい庭園
ツヴィンガー宮殿内にある数学物理サロン(Mathematisch-Physikalischer Salon)の建物の前で:)