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執筆者の写真Takako

ちょこっとクラシック豆知識〜作曲家&演奏家の面白エピソード〜①シューベルトは女好きだった⁉

更新日:2021年10月6日

こんにちは。今回は私たちがドイツで聞いた、くすっと笑ってしまうような、あるいはとても興味深い作曲家&演奏家エピソードをご紹介します。エピソードを知ったあとにその作曲家の音楽を聴いてみると、よりクラシック音楽が身近に感じられ、楽しく聴くことができるかもしれません。それではさっそく参りましょう!


シューベルト(F. Schubert)は大の女好きで惚れっぽい性格。自身がピアノ教師であったことから多くの女生徒がいたので、彼は生徒と一緒に連弾がしたくて、あえて二台ピアノではなく一台のピアノを2人で弾く4手のためのピアノ作品を多く作曲した…!


彼が人間味溢れる人だったことがこのエピソードから見てとれますね!

”美しき水車小屋の娘” (”Die schöne Müllerin”)というシューベルトの有名な歌曲がありますが、水車小屋の娘に恋をしてしまう青年が一方的に盛り上がって失恋して悲しむという何ともかわいそうなお話ですが(笑)、シューベルトはいつも誰かに恋をしていて、失恋をしてしまうという彼自身のお話のような気がしてなりません。

作詞はミュラー(W.Müller)というドイツの詩人ですが、シューベルトがこの詞に音楽をつけたということですから、きっと彼自身共感する部分があったのだと思います。

だからでしょうか、この曲を聴くと、自然と音楽が心にすっと入ってきて、主人公の繊細な感情の揺れ動き、喜怒哀楽を一緒に味わい、物語の世界に浸ることができるのです。皆さんも、”美しき水車小屋の娘”を聴く機会があったら是非主人公になりきってその世界観に浸ってみてくださいね、共感する部分があるかもしれません♪





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